
子どもの成長ってスゴイ!
0歳児クラス【ヒヨコ組】を担任している「ひよこ先生」。1ヶ月働き“そろそろ慣れてきた”と言いたいところですが、とんでもありません。子どもたちの成長スピードは、ひよこ先生を決して慣れさせてはくれないのでした。
前回も登場した私が抱っこしていないと決まって「おぎゃー」「おぎゃー」のデュエットをはじめる「ミキちゃん」と「メグちゃん」にも変化がありました。どうしても両手に抱っこでは出来ない仕事が入り、“また泣いちゃうだろうな”と覚悟して“そろ〜っ”とミキちゃんを寝かせて仕事をはじめました。気になってチラチラと様子を見ていると、今のところ変化はありません。“そろそろ保育園にもなれてきたのかな”と思う一方で“ミキちゃんお利口にしているから、いそがなきゃ”と仕事を急ぎ、ミキちゃんのところへ戻ろうとすると“なんと”ミキちゃんが一人遊びをしています。ミキちゃんの姿に“スゴイ”と思い、成長を喜ぶ反面、少しだけ親離れ?をしたことに、ほんのちょっぴりの寂しさも感じながら笑顔になれた1日でした。
さてさて、今回はアイちゃんのお話。アイちゃんは4月に1歳になったばかり。4月の後半には、離乳食から幼児食【大人と同じ食材になります。】に移行していきました。しかし、なかなか幼時食を食べてくれません。“慣れるまでは仕方ないか”と様子をみながら1週間たった時、お母さんからお帳面でメッセージが届きました。「保育園の食事についていけていないのが少し不安です。でも、噛む力を身に付ける大事な時期と言う事もあり、このまま幼児食でいきたいです。」という内容です。その日に園の先生たちと話し合い、アイちゃんは人見知りをするタイプだったので私がアイちゃんの食事補助専属となったのです。食事以外はご機嫌なアイちゃんですが、食事になるとグズッたりして満足に食べてくれません。お母さんに好きな食べ物を聞いたり、食べ具合を相談しながら2週間が過ぎ、そろそろ焦りも出てきました。
そんなある日“ちょっと気分転換”と思い、アイちゃんを隣のパンダ組に連れていくと“あら不思議”アイちゃんが食事をほぼ完食!この喜びをお母さんに伝えるとお母さんも大喜び。「お姉ちゃんがいるので、年上のパンダ組で食べられたことが嬉しかったのではないかな」とのこと。それから食事はパンダ組で食べていて、今はおやつならヒヨコ組でも食べることができます。お母さんも少し安心したみたいで「もう少しですね」と一緒に成長を喜べています。
今回のことで“家庭との連携、保護者と一緒に考えて保育に取り組むことの大切さ”を改めて学びました。保護者の悩みを共有し、いっぱい話をすることで、解決した時の喜びも共有することでき、保育士としての“やりがい”を感じたお話でした。
今回のことで言えば、少し食べる環境を変えただけで問題は解決しました。保育士が“どれだけ子どもの気持ちに添ってあげられるのか”が大切で、“そのためにはどのようにすれば良いのか”を深く考えさせてもらいました。アイちゃんに負けずに保育士として成長するぞ!
Posted by ある園での出来事 at 2008.05.26






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