
『はじめての運動会』
0歳児クラス【ヒヨコ組】を担任している保育士1年目の「ひよこ先生」。今回は、先生にとっても、クラスの子どもにとっても“はじめての運動会”のお話です。
ひよこ先生の働く保育園の運動会は11月。朝夕は少し肌寒くなっています。運動会当日も小雨まじりのあいにくのお天気。“雨が本降りにならなければいいな”と思いながら朝の5:30にグラウンドへ到着すると、まだ暗い中で防寒着をきた数名の人影が!場所取りのためにお父様方が待っています。それから保育園の先生がグラウンドで準備をしている間にも、門の前では場所取りの人数が増えるばかり。開門の7:00前になると長蛇の列が出来ています。いざ門を開けると、テレビやドラマなどでよく見た全力疾走での場所取りが開始。“ほ んとバーゲンみたいだな”と微笑みながら、保護者の愛を感じたひよこ先生です。
さて、運動会がスタート!入場行進の開始とともに「ヒロト〜」「アオイ〜!」「ユナァ〜!!」との声援がビデオカメラを片手にした保護者から送られます。ヒヨコ組のみんなも大勢の観客と大きな声援に、少し興奮気味での入場ですが、保護者を見つけると指を差して、ちゃっかりカメラ目線&決めポーズです。
ヒヨコ組参加のプログラムは「リズム体操」と「ハイハイレース」。「リズム体操」では音楽が流れてくると日頃の練習の成果がでて、自然と身体が動くようで、みんな楽しくダンスです。ステキなダンスに、ヒヨコ組以外の保護者からも温かい拍手をもらい、みんな誇らしげに見えます。続いては「ハイハイレース」。ミキちゃんやエリちゃん、アイちゃんたちがマットのお山を越えたり、トンネルを通ったりのレースに挑みます。アイちゃんはレース途中で泣き出してしまいますが、なんとかゴールで待つお母さんのところに到着。ヒヨコ組のみんなは全員ゴールすることが出来ました。これで、ひとあし先にヒヨコ組は解散です。
その後は、お兄さん・お姉さんが運動会を続けます。ひよこ先生も競技の準備や着替えのお手伝い。あっという間にプログラムも消化され、最後プログラム「子どもと保護者フォークダンス」が開始。フォークダンスの最後には、子どもと保護者が“ギュー”と抱きしめあう感動のシーンです。子どもたちは恥ずかしそうな、でも嬉しそうな顔をしています。“よく頑張ったねぇ”という子どもに対する気持ちも、子どもを抱きしめる保護者の表情から滲み出ています。こうして、感動のシーンとともに運動会は幕を閉じました。
朝の5:30から最後のフォークダンスまで、小雨なかでも保護者の愛情をたっぷりと感じることが出来る“はじめての運動会”でした。少し雨に濡れて風邪気味にはなってしましましたが、自分も負けずにたっぷりの愛情持って子どもたちと接していこうと考えた“ひよこ先生”でした。
Posted by ある園での出来事 at 2008.11.11






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